#心理学
老いとアイデンティティ危機
コロナ禍でなかなか家族意外の人と関わる機会が少ないので出現頻度が多くなりがちですが、また認知症の父の話を書きたいと思います。 父が認知症になったおかげでアイデンティティについての新しい気付きを得ることが多くあります。 わ … 続きを読む
自制と信頼、不安と欠乏
わたしたちは日々選択しながら生きています。選択にはリスクがつきものです。リスクを想定しながら意思決定を行うのですが、これには非常に複雑なシステムが働くようです。 父の認知症について学ぶため、脳科学者の恩蔵絢子さんの『脳科 … 続きを読む
生きる世界を変える~主観の檻
わたしは二十歳くらいのころ友人の悩みを聞きながら、「人は主観の檻の中にいる」と感じたのを思い出すことがあります。 このわたしが「主観の檻」と捉えた感覚を、心理学では「ビリーフ」と呼ぶということを学びました。論理療法の國分 … 続きを読む
『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』感想
WE GiRLs CANの活動の骨子となる考え方のひとつに「事実把握による思い込みからの解放」というものがあります。事実把握がいかに大切なのかということについて、いくつものブログで書いてきました。一方で、事実を把握するこ … 続きを読む
苦手な感情に寄り添う
前回の「感情が怖い」で予告した内容です。 おそらく、完ぺきな親というのはいないんだろうと、自分が50歳を超えたいま、50を超えてもこんなものなのかと実感するにつけ、それにしては本当によくやっていたと両親を労いたい気持ちに … 続きを読む