個と集団 0 (0)

父が老人ホームに入り、約2週間が経ちました。4月の頭に介護度が上がったことを受け、デイサービスの通所を週2回から3回に増やそうとしたところ、混乱した父から電話がかかってきました。本人の口から「もう何が何だか分からなくなっ … 続きを読む

なぜできなかったのかわからないこと 0 (0)

なぜできなかったのかわからないこと

世界平和や差別撤廃、思いやりにあふれた対等で自立した人間の社会が実現しない理由は何だろうと考えてみました。 自分のできなかったことで考えてみる わたしは小学生のころ、同級生が当たり前にできることがあまりできませんでした。 … 続きを読む

自由意思と人生脚本 0 (0)

自由意思と人生脚本

たびたび人と話していて非常にびっくりすることがあります。それは前回のブログ「理屈と心構え」にも共通している心構えに繋がる「世界観」の違いです。 人生脚本 交流分析という心理学のパーソナリティ理論のひとつであり心理療法の理 … 続きを読む

差別と偏見 0 (0)

差別と偏見

「アイデンティティ」「選択」「相対」「セルフイメージ」「価値」といったことを軸に、「差別と平等」「エンパワーメント」という分野の「障害となる考え」は何かといったことや「理想」はどんなことかを考えて書いてきましたが、乱暴に … 続きを読む

甘えと自立 5 (2)

甘えと自立

親密な関係でありながら、自立した対等な関係を保つということは可能なのか、ということを、この1週間ほど考えてきました。 父のいち大事! きっかけはアルツハイマー型認知症で一人暮らしをしている父の体調不良でした。心臓が痛いの … 続きを読む

間違いと罪、未知とパワー 0 (0)

間違いと罪、未知とパワー

間違いを犯すという言葉がありますが、本当にすべての間違いはネガティブで悪いものでしょうか。 例えば、自分が何かについて「知っていると思っていたけど、まだまだよく知らなかった」ということに気づくには、「間違う」ことがきっか … 続きを読む

幸福と希望 4.5 (2)

山のあなた

幸福とは何か 私たちは幸福の正体を知らないまま、幸福を追い求めてしまいがちです。 山のあなたの空遠く、 「幸」住むと人のいふ。 ああ、われひとと尋めゆきて、 涙さしぐみ、かへりきぬ。 山のあなたになほ遠く、 「幸」住むと … 続きを読む

思うツボとモラハラ 5 (1)

思うツボ

前回予告した「思うツボ」ということについて、書きたいと思います。「思う壺」を辞書で調べると、時代劇に出てくるような、昔のサイコロ賭博で、サイコロ振り師が壺にサイコロを入れて「さあ、張った張った!丁か半か!」とやる、あのサ … 続きを読む

「私とは○○である」 0 (0)

私とは

自己同一性 心理学の勉強を2年間やってきて、これぞ心理学の真髄と思ったのは、「自己同一性」という概念でした。「自己同一性」は英語では「アイデンティティ」といいます。「私とは何者か」という問いに答えるのがアイデンティティで … 続きを読む

わかり合えないという問題 0 (0)

私は第二次世界大戦の戦災状況について調べて書く仕事をしています。 それをやっていて思うのは、争いも差別もなくなることがないのだろう、ということです。 悲観的になっているわけではありません。 私は、人間の本質として、戦争や … 続きを読む