「私」とは体のどこに宿るのか

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わたしたちがアバターであるとして、肉体の乗り物に乗った、本当の「私=魂」は肉体のどこに宿っているのかということについて考えてみたいと思います。

わたしたちの体はひとつの卵子と精子から人間としての旅を出発します。受精卵が細胞分裂を始めて胚を形成し、やがて臓器が作られていき、胚から胎児へ、胎児から新生児となるころには37兆個の細胞からなる臓器の協同としてひとりの人間が完成します。さて、このプロセスの中のどの部分に、「私」は宿るのでしょうか。

体としての人間の発生

胚は胚葉と呼ばれる3つの部位に分かれて発生していきます。部位はそれぞれ外胚葉、内胚葉、中胚葉と呼ばれています。

  • 外胚葉からは脳と神経の他に脊髄や神経に繋がる皮膚や視聴覚味覚などの感覚器官が作られます。
  • 内胚葉からは胃腸・肝臓などの消化器、肺や気管支などの呼吸器、膀胱などの尿路が作られます。
  • 中胚葉からは心臓と血液の他に、骨、筋肉、循環器、生殖器などが作られます。

このように、わたしたちの体はひとつの卵子という細胞から始まり、大きく3つのグループに分かれて発達していき、体という3系統からなる統合システムを形成したという経緯があります。

各グループの違いを見てみると、それぞれが違う目的を持って発達し、体を維持する機能を担っているのがわかります。外胚葉から発達した感覚器官で集めた情報を電気的に処理する「脳のグループ」、内胚葉から発達した外から空気や食べ物を取り込み有機的に処理して体外に出す「腸のグループ」、中胚葉から発達した体を支え血液やリンパを隅々まで届け次世代を生み出していく「心臓のグループ」です。それぞれが連携して体の全体の機能を維持しているそうです。

今回は、この三位一体となってわたしたち人間を形づくっている体の3系列のシステムと「私とは何か」について考えてみたいと思います。

脳グループ(外胚葉)

感覚器官のうち、視覚は目、聴覚は耳、味覚は舌、嗅覚は鼻にあり、このすべてが脳の近くにあるうえ、考えるときは脳を使っていることから、何となくわたしたちは「私」は頭にいると捉えているように思います。この感覚が五感で感じられるもの以外を信じないという物質主義的な考え方に繋がっているようにも思えます。

五感には視覚・聴覚・味覚・嗅覚の他に触覚があります。目、耳、舌、鼻、皮膚で捉えた刺激は神経を伝って脳へ伝えられます。例えば目から光というエネルギーの刺激を受け、脳がそれを画像として捉えたのが「見える」という機能です。外界から受けた刺激を信号として脳に伝え、画像や言葉として認識し、記憶して時系列にまとめ、一貫性を持って整理して新たな刺激によって記憶を呼び出して対応を考え、生命の維持につとめているのが「脳のグループ」です。

物質主義が脳偏重の結果かというと、脳といっても左脳と右脳は別の人格といえるほどに違いがあるようです。ジル・ボルト・テイラーさんによれば、わたしたちが普段「脳」と捉えている物質主義的な機能のほとんどは「左脳」の機能であるようです(詳しくはジル・ボルト・テイラーさんの『ホールブレイン』を読んでください)。

脳についてはたくさん今まで『アバターと「私」』『知能と幸福』などで取り上げてきたので、そちらを読んでいただくとし、今回はこのくらいにしましょう。

腸グループ(内胚葉)

腸グループと名付けましたが、内胚葉からは呼吸器も発生します。呼吸器は息と関係がありますが、息を含む言葉には、息をころす、息を呑む、息切れする、息がかかる、息の長い、息抜きをする、息の根を止める、息をひそめる、息が合う、鼻息が荒い、一息入れる、呼吸を合わせるなどいろいろあります。

また、瞑想やヨガや気功法などでは呼吸がとても大事な役割を果たします。心配事や不安や恐れなどで頭がいっぱいなときに、呼吸に注目することで「今・ここ」に意識を戻して心を落ち着けることが出来ると言われています。

とはいえ、腸グループのエースは消化器でしょう。内蔵といえば胃や腸などお腹の中の臓器を想像するくらいにポピュラーな存在です。

昔から腸(はらわた)のことを五臓六腑と言い、「はらわたが煮えくり返る」を「五臓六腑が煮えくり返る」と言い換えたりしますが、五臓とは「肺臓」「肝臓」「心臓」「腎臓」「脾臓」を指します。六腑は「胃」「小腸」「大腸」「膀胱」「胆嚢」「三焦」を指します。五臓のうち「肺臓」「肝臓」と六腑「胃」「小腸」「大腸」「膀胱」「胆嚢」が中胚葉の腸グループです。ちなみに「心臓」「腎臓」「脾臓」は中胚葉からできており、「三焦」は臓器ではありません。

他に消化器にちなんだ慣用句には、腑抜け、腑に落ちる、腑甲斐無い、はらわたが煮えくり返る、はらわたがよじれるほどおかしい、断腸の思い、腸が腐ったヤツ、はらわたが見え透いたお世辞、腹を立てる、腹を合わせる、腹を割って話す、腹を抱える、自分ひとりの腹に収めておく、腹が決まる、腹がおさまらない、腹が痛む出費、腹が癒える、腹黒い、腹の座ったヤツ、腹に据えかねる、肝が据わる、肝の小さい、肝に銘ずる、肝を潰すなどたくさんあります。

覚悟や信念や納得を表すときに意識されているようです。英語でもはらわたをGutsと呼び、「ガッツだぜ」という歌がありましたが、体力やスタミナや肝っ玉のことを指したりします。gut feelingというのは虫の知らせや直感などのことです。

腸が先か心臓が先か

原始の生物が腸を持ったのが器官のはじまりといわれていることもあり、真っ先に機能をはじめるのは心臓ではなく腸が先だという説もあるようです。でも、まだ何も食べていない胚(胎児でもない)の状態で、腸が機能するようには思えないので、心臓が先という方が納得ができます。

また、原始的な生き物には腸しかないものがいることから、進化の過程を母親の胎内で体験しながら生まれる人間も、腸でもものを考えているのだという人たちもいます。さらにはわたしたちは腸の中にいる無数のバクテリアによってコントロールされているという説もあります。コントロールされているかどうかはわかりませんが、バクテリアが腸内の免疫細胞に働きかけて免疫力を高めたり、炎症を抑えたりしているという学説もあります。

腸にも神経細胞(ニューロン)がある

近年の研究で、「腸は第二の脳である」ということも言われるようになってきました。それは脳だけでなく、腸にもニューロンがあることがわかったからです(出典:ナゾロジー)。このため脳からの指令がなくても腸は独自に動くことができます。脳のニューロンは腸のニューロンを進化させたものだといわれているようです。腸のニューロンは1億個あるそうです。ちなみに、脳には1000億個のニューロンがあるといわれています。

こうなってくると、脳グループだけに「私」が宿るとは言い難くなってきますね。

心臓グループ(中胚葉)

受精卵から胚となっていろいろな臓器が作られていく中、真っ先に臓器として機能するのは心臓なのだそうです。これは栄養や酸素を他の形成中の臓器や組織に届けるためです。どのくらい早いかというと、受精から3週間目には未完成の状態で血液を送り出し始めるというのですから、ものすごい早さです。(出典:国際幹細胞普及機構『たった1つの細胞「受精卵」が細胞分裂して胎児となる過程と、幹細胞の関わりについて徹底解説!』

実は今回、心臓に関する面白い情報を発見して、これが書きたいがためにこのブログを書いているのですが、前述の通り腸グループが脳グループに負けず劣らず「私」にとって重要な役割を果たしているように、心臓グループも「私」の一部として非常に重要な役割を果たしているのです。

悲しみで人は亡くなる

伴侶を亡くしたお年寄りが追うように1年以内に心臓発作で亡くケースが多いそうです。この症例は100年も前から知られているそうで、感情的なストレスが起こす「たこつぼ型心筋症」という症例だそうです。

わたしの父に思い当たる出来事があります。わたしのは母2019年の秋に亡くなったのですが、父は母が亡くなってひと月も経たない頃、心臓の不調を訴えました。拍動が時々スキップするというのです。脈をとってみると確かに不整脈がみられました。

この日わたしは午前中父の家を訪ね、夕方に入れ替わりで兄が仏具屋に仏壇の何かを持って行くために父の家に来る予定でした。父の心臓の調子がおかしくなったのは、わたしがそろそろ自宅へ帰ろうとした時でした。まだ帰ることを口にしていなかったのですが、お昼を過ぎたころから元気がなくなっており、日が傾き始めたころには帰る気配を感じ取ったと思います。来る予定だった兄に連絡し、早めに来てもらうことにしました。

到着した兄と相談して#7119に電話し、念のため救急車で近くの病院に運んでもらい、検査を受けました。心電図を取ったりしましたが、同じ症状が出なかったため翌日まで入院して様子を見るということになりました。

結局父が入院を嫌がったので、わたしが父の家で一晩付き添うことになりました。

病院からタクシーで家に帰ると父はしばらくおとなしくしていましたが、だんだん元気になって夜ご飯をもりもり食べ、テレビを観て大笑いし、最終的にはわたしとちょっとした言い争いをするほどになりました。

母の葬儀の後から毎日兄夫婦と甥の携帯に「何がない」「あれはどこだ」などと電話があったそうです。

もし、父がわたしに「寂しいから今日は帰らないで泊っていって欲しい」と言えていたら、心臓の拍動はスキップしなかったのではないかと思っています。心臓は寂しさではちきれそうだったのに、国民学校で戦時教育を受けた父は「男は泣いてはいけない」「男のくせに寂しいなどと口にしてはいけない」と頭で考えて感情を抑え込んでいたためだろうなと思うからです。

心臓にも神経細胞(ニューロン)がある

わたしたちは、びっくりしたときなどに心臓がドキドキするのは、脳から指令が来てそうなっていると思っています。

わたしの父のケースのように、心臓と脳が別の指令を出すことがあるようです。むしろ、心が感じていることを脳が無視すると、システムがクラッシュする可能性があるほどだと思っています。

実際に、心臓は脳から指令を受けて動いている単なる筋肉の塊ではなく、たくさんの脳細胞と同じニューロンを持って自ら短期・長期記憶を留めたり、ホルモンの分泌を促したりしているという研究があります。そしてその研究によると、脳が心臓に送るよりもむしろ心臓の方がより多くの信号を脳に送っているそうです(このことに関するHeartMath Instituteの英語の動画がありますのでよかったらご覧ください)。

この研究をしているアンドリュー・アーマー博士は、この心臓にある神経回路システムを「Heart-Brain(心臓脳)」と呼んでいます。心臓には約4万個のニューロンがあるそうです。数からいえば脳の方が処理能力は高そうですが、思っていたよりも面積の小さな心臓にも多くのニューロンがあることに驚きました。腸のニューロンが1億あるのは腸の面積が心臓より大きいからで、脳のニューロンが1000億個あるのも脳の面積が大きいからです。

また前出のHeartMath Instituteによれば、心臓ニューロンは人体で最も大きな電磁場を形成しているというのです。1000億個の脳のニューロンの5000倍の磁場成分を発し、1~2メートル離れた場所でも計測できるほどだといいます。

なぜニューロンがあると電磁場が起きるのかというと、ニューロンが情報を伝える際に電流を流すからです。まず、刺激を受けたニューロンの中に活動電流が流れ、次にニューロン同士がお互いのシナプスの間に神経伝達物質を移動させることでニューロン間に情報が伝わっていきます。こうやって刺激を受けたニューロンがそれぞれ電気信号を流すため、そこに電界ができ、電流の流れによって電磁石のように磁界が発生するというわけです。

気分は伝わることが科学的にも証明できる?

脳にはミラーニューロンというものがあり、これが人間の共感力に大きく寄与しているそうですが、ミラーニューロンの存在を知るまでもなく、笑顔の赤ん坊を見たらこちらまで笑顔になってしまうとき、わたしたちは共感力の存在を体験的に知ることができます。

一方、心臓の電磁場も周囲の人に感情を伝えているという研究があります。

心臓のニューロンが1~2メートルの範囲に電磁場を発生させているのであれば、その電磁場は目には見えないものの、二人以上の人間が2メートルくらいの場所にいる場合、二人の電磁場は干渉を形成していることになります。

前回『アバターと「私」』で書いたように、大脳辺縁系には感情をつかさどる機能がありますが、感情の生成については心臓が大きく関わっているとする説もあります。脳だけが感情の機能を持っているならば、視覚や聴覚で捉えない限りミラーニューロンは働かず、そばにいる人に影響を与えることはないかもしれません。しかし、心臓が感情をつかさどっているボスだとしたら、その感情の発する電磁場は脳の電磁場の5000倍の影響力を持って周りの人々に伝わっている可能性があるのです。

前出のHeartMath Instituteでは、脳波計と心電図を使ってこれを研究しています。この研究により、隣で寝ている人や同じ部屋にいるペットの心電図はお互いに同調し、手をつないだ人同士の心電図も同調することがわかっています。

そして、ポジティブな感情は本人の体の脳をはじめ、ほかの細胞や臓器に指令を出して筋肉をリラックスさせ、心電図が安定している人の電磁波は脳波が安定しない人の脳波を安定させることもわかっている、と報告しています。

このように、感情や記憶をつかさどり、脳から信号を受けたり、脳に信号を送ったりしている心臓は、ひとつの意思をもっている存在のようにも見えます。

腸にも心臓にもニューロンがあり、ただ脳からの指令を受けて動いているわけではないうえに、腸では直観を感じたり覚悟を決めたりしており、心臓では感情を電磁場で他者と共有している可能性があるとなると、頭だけで考えていると「私」は物質主義に偏り、「私」に備わった本来の能力を失ってしまうのではないかという気がしてきます。

「私」とは、にこだわる理由

このブログでは何度も「私とは○○である」ということ、アイデンティティについて繰り返し書いてきました。それは、WE GiRLs CANの趣旨である「未来の女の子たちへの貢献」ということに端を発した考えに基づいています。

女として生まれてきたことがマイナスにならない世界を構築したいと考えたとき、わたしは従来のような女性の権利を主張する運動をしたいと思いませんでした。それよりも、差別をものともしなかった偉業を成し遂げた女性たちをロールモデルとし、権利を行使することを奨励したいと考えました。それは決意すれば「誰にでも」「今すぐに」「一人でも」始められる変革です。

人権とは、生まれつきすべての人間が持っている権利です。だから自分の人権を自分以外の他の誰かに認めてもらう必要はなく、当然のものとして行使することによって個人は自分の権利を主張したことになると考えます。

かつて男の仕事とされていたような分野で活躍した人たちには、自分が取り組んでいることが男の仕事であるという偏見がなく、壁はあったはずですが、ただやりたいからやったのだと思います。女の仕事ではないと言われて納得していたらやらなかったはずですし、ハラスメントはそれをする相手が悪いと思えなかったらセクハラなどを受けて挫けてしまったはずです。

かつてWE GiRLs CANで開催していた勉強会の読書会(全4回開催)で参加者の方々と課題図書として読んだ本から、彼女たちには対象の研究や仕事に対する愛と情熱があったのだということを知りました。だからそれ以外のことには時間もエネルギーも費やさなかったのだと思います。

過去の勉強会の読書会のリンク
2018年6月 → 『世界を変えた50人の女性科学者たち』レイチェル・イグノトフスキー著
2018年10月 → 数学史のなかの女性たち (りぶらりあ選書) リン・M. オーセン著
2019年2月 → 数学史のなかの女性たち (りぶらりあ選書) リン・M. オーセン著
2019年6月 → 仕事は「行動(やったこと)」がすべて 〜無名の偉人・木全ミツの仕事〜 伊藤 彩子著

もし、彼女たちが「私とは周りの人々が言うようなものである」と信じていたなら、女であることを理由にそれらのことを諦めていたことでしょう。

以前紹介した『ステレオタイプの科学』という本にも、実験で5~6歳くらいの女の子たちがちょっとしたきっかけで自らスティグマ(意味はこちら)を背負ってしまう様子が書かれています。

思うに、古代エジプトの科学者ヒュパティアに代表される女性たちは差別を受け何を言われても、頭では言葉として言われていることを理解できても、心では理解できなかったのではないでしょうか。「ではなくに従い、時間とエネルギーと情熱をただただ自分の研究に費やした」ただそれだけのことだったのだろうと思うのです。

つまり、女であることをいいイメージのアイデンティティとして持つか、悪いイメージのアイデンティティとして持つかはその人それぞれに任されていると考えているのです。生物学上のメスの体で生まれてきたから、女であるという定義を引き受け、その「女」というものが自分の属するグループの文化の中でどのようなイメージのものとして捉えられて扱われてるかを引き受け、それらを当たり前で変えようのないものだと思い込んでいれば、自分がどう感じているかとは関係なく人生はイメージに合わせて演じるだけのものになってしまいます。

頭と胸と腹

頭と胸と腹が一致しない時、わたしたちはどれを優先して採用しますか? 感じていることと頭でわかっていることに解離があると時、それらをどのように処理しますか? レッドフラッグが立った時、それを無視して後悔したことはありませんか?

わたしたちは自分を指すときに胸に手を当てることがあります。

自分の良心に問いかけるときには「胸に手を当ててよく考えてみなさい」と言います。

胸のすくような、胸くそ悪い、胸が熱くなる、胸がいっぱいになる、胸が躍るような気持ち、胸が張り裂けそうな悲しみ、胸騒ぎがする、胸がつかえる、胸に刻むなど、胸がつく慣用句がたくさんあります。

これらは、人間は頭の中だけではなく、大事な部分として心臓~心~を認識していることの現れではないかと思います。

どの臓器よりも真っ先に機能し始める心臓には、脳の5000倍の磁場成分によって脳には知り得ない「本当」を感じ取り伝播し合う機能があるのかもしれません。

または、腹に据えかねること、腹が立つこと、腹の痛いこと、腹まで落ちないことを、頭で考えて納得しないまま受け入れてしまっては、きっとそのずれが自分を裏切ったような気持ちとしていつまでも残るのではないでしょうか。

腸はわたしたちが思っている以上にわかっているかもしれません。我慢していると便秘になり、納得していないことをすると下痢になり、無理をすると吐くと聞いたことがあります。

で、「私」とはどこにあるのか

頭で捉えた自分、つまり脳だけが「私」なのではなくて腸にも心臓にも「私」はあり、それらすべての統合されたものが「私」という存在なのではないかという結論をここに置いて終わりとしたいと思います。

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