普通、みんな、いつも~一般化の落とし穴 5 (1)

普通、みんな、いつもなど、何となく曖昧な言葉を使って、誰にでも当てはまるような、意味のあるような、ないような会話をしたことはありませんか? A:Bさんっていつもみんなよりがんばってますよね。B:いやいや、普通です。みんな … 続きを読む

なぜできなかったのかわからないこと 0 (0)

なぜできなかったのかわからないこと

世界平和や差別撤廃、思いやりにあふれた対等で自立した人間の社会が実現しない理由は何だろうと考えてみました。 自分のできなかったことで考えてみる わたしは小学生のころ、同級生が当たり前にできることがあまりできませんでした。 … 続きを読む

エンパワーメントと遺産 5 (2)

エンパワーメント

わたしたちは人間として生まれてきて、この社会で生きていくために必要なツールを幼児期の養護者から遺産として受け取ります。 特に、「困難にぶつかったときにどうすればいいのか」ということが、実は非常に重要な子どもたちに遺してい … 続きを読む

罪と罰と寛容 5 (1)

罪と罰、許し

わたしが日ごろ感じる社会の閉塞感の中のひとつに、社会的・倫理的に「間違い」とされることをした人に対する不寛容があります。 でも、間違いは仕方のないことです。失敗も仕方のないことだと思うのです。 それをどう扱うのかというこ … 続きを読む

差別と偏見 0 (0)

差別と偏見

「アイデンティティ」「選択」「相対」「セルフイメージ」「価値」といったことを軸に、「差別と平等」「エンパワーメント」という分野の「障害となる考え」は何かといったことや「理想」はどんなことかを考えて書いてきましたが、乱暴に … 続きを読む

間違いと罪、未知とパワー 0 (0)

間違いと罪、未知とパワー

間違いを犯すという言葉がありますが、本当にすべての間違いはネガティブで悪いものでしょうか。 例えば、自分が何かについて「知っていると思っていたけど、まだまだよく知らなかった」ということに気づくには、「間違う」ことがきっか … 続きを読む

「私とは○○である」 0 (0)

私とは

自己同一性 心理学の勉強を2年間やってきて、これぞ心理学の真髄と思ったのは、「自己同一性」という概念でした。「自己同一性」は英語では「アイデンティティ」といいます。「私とは何者か」という問いに答えるのがアイデンティティで … 続きを読む

壮大な問題に取り組む(後編) 0 (0)

壮大な問題に取り組むの後編です。前編はこちらにあります。 中編はこちらにあります。 差別問題に取り組む2 アイデンティティーと差別 わたしはここに、アイデンティティー(自分とは何者か)の副産物としての差別が生まれるのでは … 続きを読む

壮大な問題に取り組む(中編) 0 (0)

壮大な問題に取り組むの中編です。前編はこちらにあります。 差別問題に取り組む1 環境問題は結果がすぐに出ない上、スライドパズルのようにこちらを立てるとこちらが立たないといったような手強い問題でしたが、差別もなかなか手強い … 続きを読む