【勉強会報告】ジェンダーバイアスの勉強会

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8月27日に会場を渋谷に移してからの、第1回目の勉強会は3回目の開催となる「ジェンダーバイアス」でした。

今回のジェンダーバイアスの勉強会に参加してくださったのは、2人のリピーターと初参加の方々でした。

初参加の方はNPO法人ジェンダーイコールの代表理事の田渕恵梨子さんで、ご自身の子育て中のランドセルの色に関する面白いお話などを伺ったり、パートナーとの家庭内での家事分担の話も伺うことができました。

わたしとは違う立場で同じ目的で活動していらっしゃる方とお目にかかることができ、とても良い刺激を受けました。

わたし自身はシスジェンダー※1のレズビアンです。同じ「ジェンダーが平等でないこと」で感じる不自由さは、シスジェンダーのヘテロセクシャル※2女性のそれとは違います。

しかし、目指しているところは同じです。

全員が結婚して全員が男女の役割(=男は仕事、女は家庭)を担うという時代が終わって久しくなり、女性が働いて社会に貢献できるならどんどんその力を発揮して、より良い社会を作っていける時代になったのですから、時代遅れな固定観念や思い込みを変えて働く女性が働きやすく、結婚していようがいまいが、子どもがいようがいまいが、社会も家族も優秀な働く女性の活躍を享受するのが良いと感じました。

社会に貢献できる能力とジェンダーには相関関係はないと思います!
ジェンダーに関わらず、優秀な人に活躍してもらって、より良い社会を!
差別することで失っているものの方が、しがみついて得ていると思っているものより大きいかもしれませんよ。

田渕さんが代表を務めているNPO法人ジェンダーイコールの活動は、子育て世代への啓発、子どもたちへのジェンダー教育というところを主にやっており、実際に二人のお子さんの子育てを通してロールモデルとなって活躍されている田渕さん、とてもキラキラしていて素敵な女性でした!

田渕さんもリピーターの方々も、ジェンダーバイアス勉強会にご参加いただき、誠にありがとうございました!

素敵な出会いに導いてくれたジェンダーバイアスの勉強会、次回は12月を予定しています。


ジェンダーとセクシャリティの解説
※1: ジェンダー
ジェンダー自認と生物学的性別に差がない人のことをシスジェンダーと呼びます。
逆に差がある人のことはトランスジェンダーと呼びます。
男女のジェンダーどちらにも違和感を感じる人のことはエクスジェンダーと呼びます。
※2: セクシャリティ
どちらの性別に惹かれるかによって呼び名が違います。
ヘテロセクシャル=異性に惹かれる人
ホモセクシャル=同性に惹かれる人
レズビアン=同性に惹かれる女性
ゲイ=同性に惹かれる男性
バイセクシャル=両性に惹かれる人
その他パンセクシャル、Aセクシャルなどもありますが、ここでは割愛します。
また、厳密に恋愛と性愛を別ける傾向もありますが、こちらも複雑になりすぎるので割愛し、あえて「惹かれる」という曖昧な表現にしています。

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